| Name: ぜんの (HOME) Date: 08/01 09:45
 また言葉足らずとか言われてはいけないので、補足しておきましょうか、本当はわざと私が問題提起だけをして、後は自分で勉強して気づいて、こんな意味で言っていたのかと、調べる機会を提供しようと思っていたんですけどね。
 ブラックリストを検索するときの問題、
 
 たとえば、zenno@hyper.cxのアドレスからのメールについて調べるとします。
 
 問題1.本当にzenno@hyper.cxから送られたかどうかは分からない。
 これはアドレス詐称などの問題です。
 
 問題2.hyper.cxのSMTPサーバーを使用したか分からない。
 正等に使用できる権利のある他社のサーバーを使った場合や自分のパソコンのSMTPを使用した場合
 
 ここまでの事は、そんな事ぐらい分かっているといわれるでしょう。
 
 問題3.hyper.cx の SMTPサーバーがhyper.cx から送信してくるとは限らない。
 
 これはhyper.cxのSMTPサーバーは受け取ったメールをhyper.cxから送信するわけではない場合があるよという意味です。たくさんサーバーを持っているネットワークではメールの出口を別サーバーに集めたりあて先別に出口を分けたり、負荷の分散のために分けたりします。
 
 今までにも何度かいいましたが、迷惑メールの対策やブラックリストの登録はIPアドレスベースで行いますので、今までに届いたメールのメールヘッダーをよく見てこのアドレスのメールはいつも、
 相手側ネットワークのこのIPアドレスから自分が利用している側のネットワークに渡されているという相手側の出口のIPアドレスで判断しなくてはいけません。
 
 シンプルな配送スタイルのメールサーバーの場合はドメイン名で
 検索しても問題が無いのですがそうであるかどうかの判断は
 複数の今までに届いたメールのメールヘッダーがないと判断できません
 ので。
 http://zenno.com/freemail/bbs/bbs.php?n=3366
 このような回答になります。
 
 複数の送信出口を持つ事例には
 http://zenno.com/100mail/bbs/bbs.php?n=779
 などがあります。
 
 今回話題の
 1dk.jp ですが idk.jp は 202.213.238.51 で
 202.213.238.51 のホスト名は pd5ee33.tokyff01.ap.so-net.ne.jp
 で その逆引きは 202.213.238.51 となりパラノイドチェックOKです(パラノイドチェックの件は今回の事には無関係)そして何通かのサーバーログを見ても接続してきている送信サーバーも 202.213.238.51ですから ドメイン名で検査した場合と同じ結果になります。
 
 無関係ですがパラノイドチェックの件について少し
 同社のサービスで1kg.jpのドメインの場合は
 1kg.jpの正引きは202.239.156.228で 202.239.156.228の逆引きはweb.1dk.jpで web.1dk.jpの正引きは202.239.156.210のみ
 このような場合パラノイドチェックの厳しい制限を設けているサーバーには接続を拒否されます。(当社はそのような拒否はしていません)
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